冷えのぼせの取り方|練馬の鍼灸院「桜みなみ鍼灸院」 中村橋駅から徒歩4分

桜みなみ鍼灸院

お灸TALK

【お灸TALK】冷えのぼせの取り方

毎日毎日、冷え込んでおります。都心でさえ、日中2℃~3℃なんて日もありますね。
でも、ヒー○テック着込んでるし、会社も家もエアコン入ってるし大丈夫。と思っている方。後頭部が張ったり足が攣ったりしませんか?
足と言う所は頭から一番遠いので、首や肩に比べると細やかな情報が届きにくい部位でもあります。

あんまり日常的に冷えていると、ついには今、冷えているかどうかさえわからない、「私は冷えに強いから」と言ってしまう。そんな部位です。
冷えれば、当然血流は悪くなります。体幹から足へと巡る血液が滞れば、その分、エアコンなどで温められた頭へと、血液は偏る事になります。

 

春だったら鼻血になったり白目に出血したりするところですが、冬だとそうはならずに、頭痛・後頭部の張り・目眩など「脳の中で何か起こったか??」という症状になりがちです。そして、足先は氷のよう。
そう言うときに、冷えに気づいてもなかなか上手く温める事はむずかしい。つい、おなかにホ○ロンを貼ったりしますが、場合によっては却ってのぼせて頭痛が悪化します。

 

鍼灸的には、体の陽の部分 (後頭部、背中から腰、太腿の後ろから外側、足の甲から外くるぶしなど) を温めると気が下に降りてのぼせない、となっています。

ホ○ロンを貼るなら、腎臓の後ろあたり、お尻の下の方、太腿のやや外寄りが良いでしょう。足の甲も意外につま先まで温まります。
首や肩が痛いからと言って冷湿布をぺたぺた貼るのは、時に体の冷えをたいへん助長させてしまい、体に負担をかける事もありますので、貼ってみたけど改善しないならやめた方がいいでしょう。
漢方だと、「当帰四逆加呉茱萸生姜湯」などが、指先・足先の血流改善に効果ありです。
冷えすぎて色が蒼白になってしまう人は、一度試してみてもいいかもしれません。

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