【太く見せてるのは、なに?】|練馬の鍼灸院「桜みなみ鍼灸院」 中村橋駅から徒歩4分

桜みなみ鍼灸院

お灸TALK

【お灸TALK】太く見せてるのは、なに?

 足がね〜もう太くなっちゃって、歩けないし足首も曲がらないし、もう困っちゃって。。。
と悩んでいる方。多いでしょう。
でもその足の太さ、なんで出来ていると思います?
そりゃ、脂肪でしょう〜 筋肉なわけはないんだから。筋肉で太いんだったら、歩けるよね。
はい、それは正しいですね。
たしかに筋肉で足首がないくらい、ズドンとまっすぐ太くはなりません。
でも、脂肪だけでもないですね。
試しに、押してみるとずぶずぶと指がめり込む。
そして、離してもなかなか元にもどらない。
そう、浮腫です。
この浮腫が、とんでもないことになっている場合も・・・・
特に高齢者の浮腫の場合、そうとうな太さに見える足のほとんどが浮腫、ということも少なくありません。
筋肉がほとんどない。
歩く事もままならないほど、少ない。
「足」という形を作っているのが、ほぼ全部浮腫みというケースもあります。
それが、温玉とかさとう式のケアだとか、お灸とかで施術して行くと・・・
 
まず最初に浮腫がとれて、えらいこと細い足が出て来ます。(写真は左 来院時 右 施術一回目のあと)
浮腫のボリュームにだまされて、骨にわずかに筋肉のなごりがついているだけなのが、分からなくなっていたのです。
そりゃ歩けないよね😓
そしてそのあとお灸やリハビリ、運動指導をしていくと・・・
改めて、ゆっくりではありますが新しい筋肉が付き始め、新しい足の形が出来て来るのであります。
写真の方は、80代の方です。
わずか2ヶ月ほどのあいだに、足の形がだいぶ変わりました。
ついでに(と言ってはなんだが)、姿勢も良くなりました。背中がすっと伸び、来院当初の身体の形とまったく違って来ています。
浮腫と言うものが、QOL(生活の質)にどれだけ影響をあたえるものか、よく分かりますね。
皮膚の圧迫、痛み、冷え、痺れに爪の変形、歩行困難から寝たきりにもつながりかねない浮腫。
あなどれません。
でも、かなりの浮腫でも、軽減〜なくすことができるのです。
鍼灸だけでなく温玉・リンパケアなど、リンパ液を温めたり流したり・・・早めのケアを心がけましょう。

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